M&Aインタビュー(2)ABM編

こんにちは。じげんコーポレートブログ担当です。

これまで当ブログでは、じげんのM&A戦略や社内体制、ソーシング対象をご紹介させていただきました。前回から数回に渡って、M&Aを通じてじげんグループの仲間入りをした企業の現在の状況について、当該企業に在籍する役員、従業員へのインタビュー形式でご紹介できればと存じます。

第2回は、約半年前の2016年4月にグループ入りしたばかりのABMプロジェクト(M&A時は株式会社エリアビジネスマーケティング、現在はじげんと合併、以下ABM)について、マネージャーである幡野智典氏(M&A時は株式会社エリアビジネスマーケティング代表取締役)にお話しを伺いました。

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※右: 執行役員 生活Div.事業統括部長  須崎和延氏、左: 生活Div. ABMプロジェクト マネージャー 幡野智典氏

■少数精鋭のチーム

– 2016年4月にじげんグループ入りし、現在もABMの事業を主導していらっしゃる幡野さんですが、まずは、幡野さんとABMの歩みについてご教示いただけますでしょうか。

幡野:ABMが立ち上がって2年目の時に、28歳で中途入社しました。当時から、現在と同じく不動産売買・仲介業者をお客様として、ウェブサイトの制作事業やSEO、SEM等を通じた集客支援事業を展開しておりました。そこから会社が成長し、2013年12月に代表に就任し、今に至ります。

– 創業時から順風満帆に成長してこられたのでしょうか?

幡野:創業時から現在のチームと変わらない規模の人数しかおらず、全ての業務を自分たちだけで回すような環境でした。少数精鋭がゆえに利益を出せていましたし、そのことに自信を持っていました。

■より大きな経営基盤での挑戦

– M&Aの話はいつ頃から耳にされていましたか?

幡野:2015年夏ごろから、当時のオーナーと相談し、売却の話が上がりました。そこで売却先を模索していく中で、じげんと出会ったという経緯でした。

– 幡野さんはオーナー社長ではなく、いわゆる雇われ経営者でいらっしゃいましたが、M&A時に別の道を選ばれることは考えられなかったのでしょうか?

幡野:今やっていること(ABMの事業)が好きで、伸ばせる自信もありました。それらをより大きな経営基盤で運営したときにどのように成長させていけるかということに興味があったため、継続して今の事業を伸ばしていくことに決めました。

– M&A前に幡野さん自身はじげんについてご存知でしたでしょうか?

幡野:正直知りませんでした。(笑)ただ、デューデリジェンスの過程で直接やり取りをする中で、どのような会社か、どのような人がいるか等が分かってきました。あとは、新宿本社オフィスの受付のエントランスや独特な会議室には驚かされましたね。(笑)

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※人感センサーに連動して、レーザーの飛び交うエントランス

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※宇宙空間をイメージしたBoard Room「ほし」

– 従業員の方のM&A後の反応はいかがでしたか?

幡野:一般的なイメージとして、M&Aと聞くとハゲタカファンド等のイメージから、解雇されるのではと一瞬不安に思った従業員もいたかと思いますが、全員の雇用がM&A後も引き継がれることを伝えると、安心している様子でした。客観的に見てじげんのM&Aの強みの一つは、買収先の従業員を解雇してコストシナジーを出すのではなく、トップラインシナジーを創出して一緒に成長させられている点ではないかと思います。従業員も安心して、会社の成長を目指せるのではないでしょうか。

■M&A後の印象は『良い人が多い成長企業』

– ABMは、株式譲渡直後にじげんとの合併が決まりました。抵抗はありませんでしたか?

幡野:契約書のチェックフロー等のバックオフィス側は若干面倒に感じる部分もあります。ただ、逆に言えばリスク管理がしっかりできているという意味で、安心して業務に取り組めるようになりました。

– 合併後に事業面での変化はありましたか?

幡野:もともと成長率が高い組織に興味はありましたが、じげんは思っていた以上に成長スピードが速いように感じます。じげんの成長の目線に合わせて事業を運営することで、実際にM&A後に業績が想定以上に伸長している現況をみると、ある意味自分の会社の成長に限界を決めてしまっていたのではないかと思いました。

– 組織面ではいかがでしょうか。従業員の方も、じげんに溶け込めていらっしゃるように見受けられます。

幡野:より当事者意識の高い仲間と働けて、良い環境になったと思います。今はM&A後の関連業務が増えているため、もともとのABMの従業員にとっては大変かもしれませんが、これに慣れて乗り越えられれば、前よりもスキルは伸ばせる環境にありますし、プラスになってほしいと思います。
また、じげんの組織や業績は拡大を続けていますが、従業員のみなさん非常に良い人だということに驚かされます。成長意欲は強いですが、ドライな様子ではなく、困っているときは嫌な顔をせず協力してくれます。職種に関係なく働きやすい人が多くて、恵まれた環境だと思います。

– 今後に向けてひとことお願いいたします。

幡野:引き続き今の事業を伸ばしていきつつ、現在検討している新商材の開発を進めていきたいと考えています。個人としても、業務の幅をより広げるべく、これまでの経験を活かしていろんなことに挑戦していきたいと考えています。それだけ今の環境にはチャンスの幅は広いと感じていますし、まだまだやれることは多いと思っています。

-ありがとうございました!

幡野氏のインタビューでは、じげんとの合併によってチームとしての成長率の目線が上がったことや、新商材の開発が進んでいることといった、トップラインシナジー関連で興味深いポイントをお伺いすることができました。
今後もじげんは事業家集団として、コストシナジーではなくトップラインシナジーの創出に注力し、ご縁のあった企業・事業の従業員の方々と一緒に組織や事業を伸ばしていけるようなM&Aを行って参りたいと考えております。

次回は、2014年7月にグループ入りをした、株式会社ブレイン・ラボのインタビューをご紹介致します。