M&Aインタビュー(1)リジョブ編

こんにちは。じげんコーポレートブログ担当です。

これまで当ブログでは、じげんのM&A戦略や社内体制、ソーシング対象をご紹介させていただきました。本日から数回に渡って、M&Aを通じてじげんグループの仲間入りをした企業の現在の状況について、当該企業に在籍する役員、従業員へのインタビュー形式でご紹介できればと存じます。

第1回は、株式会社リジョブ(美容・治療・リラクゼーション領域に特化した、業界最大級求人メディア「リジョブ」を運営、2014年9月にじげんグループ入り)に立ち上げ期から参画し、現在もリジョブにて取締役を務める、長南岳彦氏にお話しを伺いました。

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※リジョブ四半期キックオフでの一枚、中央左: 代表取締役 鈴木一平氏、中央右: 取締役 長南岳彦氏

 

■リジョブ立ち上げからM&A前まで

– 長南さんはリジョブの立ち上げ期から参画されたと伺いました。これまでのリジョブでの役割はどういったものだったのでしょうか?

長南:2007年に当時5人目のメンバーとして、25歳の時にジョインしました。当時は今のリジョブの前身となる美容・リラクゼーション領域における求人サービスを立ち上げたばかりで、主に首都圏での営業を担当した後、大阪を中心とした地方拠点における営業を統括しました。前社長が大阪支社を立ち上げ、その後の拡大局面を任された格好です。2011年3月に東京に戻り、引き続き法人部門の立ち上げなどプレイングマネジャーとして営業を行っておりました。2014年にはバックオフィスの担当部長の退職もあり、営業とバックオフィスの両方を管轄するようになりました。そこから現在に至ります。

– M&A前はじげんに対してどのような印象を描かれていましたか?

長南:じげんの名前はもちろん知っていました。じげんの元社員とルームシェアをしていた社員がリジョブにおりまして、その社員からことあるごとにじげんの動きを耳にしていました。自分たちが目指すべき存在として動向はつぶさに情報収集しており、事業の展開方針等で参考になる部分があったため、決算、開示情報を社内の勉強会の題材として使っていたこともありました。その頃はまさか一緒になるとは思ってもいませんでしたが。(笑)
■M&A直後から現在に至るまで

– M&Aが社内で発表された際、従業員の方々の反応はいかがでしたか?

長南:M&Aが発表された瞬間は不安になる従業員もいたと思います。ただ、じげんへの売却の背景や今後の方向性を考えた際に、組織にとって、またお客様やユーザーにとってもプラスの方向になる判断だと確信していましたので、その点をきちんと説明すれば納得・理解してもらえると思っていました。前社長は当時の従業員数名と海外にて別会社を起こしたのですが、それを除けばM&Aを理由に退職した従業員は1名もおりませんでした。

– 前社長をはじめとする経営陣がM&A後に退任することが決まっていました。そんな中、長南さんがリジョブへの在籍を決めた背景を教えていただけますか?

長南:一つは、今まで当社を支えていただいたお客様に対してまだまだお役に立ち切れていないという思いが強かったこと、もう一つは、代表取締役に新たに就任した鈴木(じげんから出向)が目指す組織の方向性に共感できた点があったと思います。M&A後どのような身の振り方をするかはフラットに考えていましたが、新社長である鈴木と話していくうちにともに組織・事業を伸ばしていくイメージが固まり、リジョブに残り組織としても自分自身としても更なる成長を目指す道を選びました。

■上場ベンチャー企業のグループ入り

– 買収後、上場企業の水準でのガバナンスが求められる中で不自由はありませんでしたか?

長南:当然、多少面倒なことは増えますが(笑)、これにより業務が効率化された部分は非常に大きいと思っています。例えば、バックオフィスに新たなシステムを導入したり管理画面の大規模リニューアルを行ったことで、必要なデータをすぐに取り出すことができるようになり、現場のオペレーションや経営の意思決定の迅速化が図れています。また、今では従業員が自発的に企業のガバナンスを考える体制が整いつつあると認識しています。

– リジョブはM&A前後から現在にいたるまで継続的な収益拡大を遂げていますが、じげんとのM&Aによって事業成長にプラスに働いた要素はありますか?

長南:M&A前は、明確な目標値に対する意識よりそこに対するプロセスをより重視していたのですが、設定した目標数値に対するコミットを徹底するカルチャーが加わったことで、バランスの良いアクションを取れる組織になりました。
そうは言っても組織がまだ若い分、今でも気を抜くと目先の数字のみを追いがちな傾向はありますので、常に中長期的な視点を絶やさないよう心がけています。

– M&A後の組織面での変化についてはいかがでしょうか?

長南:改めてリジョブとして目指していきたい世界観、自分たちが取り組んでいる事業カテゴリに対するビジョンをそれぞれメンバーとともに作り上げたのですが、その結果以前より多種多様な人材の採用が可能になっています。またじげんグループとしての成長を意識するようになり、新規事業を定期的にリリースし、社内でのジョブローテーションも活発に行われるようになったことで、メンバーが将来に向けてのキャリアビジョンを描きやすくなったと感じています。

– 今後に向けてひとことお願いいたします。

長南:現在、ベンチャー企業としての色は残しつつも新しいことに挑戦できる、非常にバランスの取れた環境下にいると思います。引き続きベンチャーとしてのマインドを意識しつつ従業員の拡大や新規事業への挑戦を加速させ、リジョブを更に成長させていきたいと考えています。

-ありがとうございました!

M&Aの発表後、様々な要因で、従業員やお取引先をはじめとするステークホルダーの方々が先行きの不透明さを感じられることは少なくありません。
リジョブの場合、M&A直後に現代表の鈴木を含むじげんグループの幹部人材数名を派遣し、積極的なコミュニケーションを図ることで、従業員の方々の不安を解消し、継続成長を目指す体制を速やかに築けるように努めました。
今後もご縁のあった企業・事業と共に成長を目指せるように、これまで蓄積した経験・ナレッジを活用して参ります。

さて、じげんでは、引き続きM&Aを積極的に展開しております。業種や規模に関わらずM&A案件のお持ち込みやご紹介はいつでも絶賛募集中ですので、お気軽にお声掛けいただければ幸いです。

次回は、2016年4月にグループ入りをした、株式会社エリアビジネスマーケティング(現在はじげんと合併)のインタビューをご紹介致します。