トレードカービュー事業を取得します

こんにちは。じげんCFOの寺田です。

株式会社じげんは、株式会社カービュー(ヤフー株式会社の完全子会社)よりトレードカービュー事業を取得することを発表致しました。じげんグループにとって上場以来11社目のM&Aとなります。
プレスリリースも公表済みですので、IRページをご覧ください。

「tradecarview.com」は2004年に運営を開始し、アフリカ地域等の新興国で日本車や外国車の購入を希望するユーザーやバイヤーに対して、約9万台の中古車情報を提供しています。主な収益は中古車データベースを有する約300社の国内自動車関連業者からの成約手数料や媒体掲載料からもたらされており、過去1年間においては30ヵ国以上のユーザー、バイヤーへの成約実績を有しています。2018年3月期における当該事業の業績数値は売上高758百万円、営業利益47百万円でした。

じげんはこれまで、既存領域における送客力強化、顧客基盤拡大に加え、新規領域への拡張により、メディアプラットフォームの価値を拡大してまいりました。トレードカービュー事業の取得によって、2017年より運営している中古車輸出プラットフォーム「Car-Tana.com(カタナ)」の機能を大幅に強化し、自動車領域における事業成長の加速を目指します。特に、人材、不動産、生活といった多様な領域で培ったマッチングテクノロジーの活用や、大手企業や金融機関を含む外部パートナーとの連携を通じたビジネスモデルの再構築による事業価値向上を想定しています。

日本車の設計技術は海外で高く評価されていますが、日本を走行した中古車も、車検制度により一定の品質が維持されること、良好な道路状態から部品の消耗が少ないことなどの理由が加わり、人気を集めています。トレードカービューの国別販売シェアで上位を占めるザンビア共和国、タンザニア連合共和国、ケニア共和国の2017年におけるGDPの実質成長率は、それぞれ約4~6%と高い経済発展が進んでおり、人口も増加傾向にあります。一定の購買力を持つ所得層が増加傾向にあり、インターネットユーザーも急激に増加していることから、日本からの中古車輸出台数約130万台のうち20%程度をアフリカ地域向けが占めています。

財務に関しては、株式取得金額の全額(取得額は守秘義務のため非開示)を現預金として有している第5回新株予約権の行使による調達額で充当する予定で、本案件に係る新規借り入れやエクイティファイナンスの計画はございません。当社連結の2018年9月期末親会社所有者帰属持分比率は約66%、のれん/資本倍率は約0.6倍と、当社が中期経営計画で掲げている財務目標(親会社所有者帰属持分比率40%以上、のれん/資本倍率1.0倍程度)の範囲内となる見通しです。
何卒宜しくお願い致します。

株式会社じげん 寺田