足元の外部環境の変化による当社連結業績への影響及び見通しについて。

こんにちは、じげんCFOの寺田です。

新型コロナウイルス感染症の拡大やそれに伴う経済活動への制限といった、足元の外部環境の変化による当社連結業績への影響及び見通しについて、以下の通りお知らせいたします。
1.事業運営の状況
当社では、新型コロナウイルス感染症の拡大防止や従業員を含むステークホルダーの安全確保を目的に、一部従業員に関しては在宅勤務(リモートワーク)とするほか、不要不急のイベント参加や国内外出張の取り止め、及び社内集会の中止または規模縮小を実施しております。ただし、当社主力であるインターネットメディア事業やシステム事業では、もとよりテレマーケティング、ウェブマーケティングとの親和性が高く、現時点では上記の措置によって営業活動等に大きな影響は生じておりません。

なお、今後仮に従業員や同居者に感染または感染の可能性が見られる場合は、当該従業員を原則14日間または新型コロナウイルスの陰性判明まで自宅待機といたします。また、国や地方自治体といった公的機関からの指示に対しても、状況に応じて適宜対応してまいります。

 

2.2020年3月期連結業績への影響
2020年3月期連結決算の発表は2020年5月14日を予定しており、2019年11月に当社が公表した修正連結業績予想は売上収益13,000百万円、営業利益3,900百万円、親会社の所有者に帰属する当期利益2,650百万円です。

当社子会社の株式会社アップルワールド(以下、アップルワールド)は、国内旅行代理店向けの海外ホテル予約システム事業を手掛けており、2020年2月以降の我が国や諸外国における渡航制限等の影響により、ビジネス、レジャー共に既存予約のキャンセルや新規予約の減少が発生しています。システムの利用料は予約件数によって変動するため、アップルワールドの2020年3月期第4四半期における収益は、前年同期比で減少しております。2019年11月時点において、アップルワールドの当社連結業績の構成比は売上収益約6%、営業利益約8%となる想定でしたが、実績値はこれを下回る見通しです。

一方で、アップルワールドを除く事業においては、一部で人材採用の手控えや引っ越し時期の月ずれ等が生じているものの、求職者の応募意欲や事業者のシステム投資姿勢は活発であり、新型コロナウイルス感染症の拡大やそれに伴う経済活動への制限からの影響は、現時点では限定的です。
アップルワールドにおける事業環境の変化により、連結利益予想には若干の予想比下振れ可能性があると考えられるものの、連結利益予想に対する実績値の下方乖離率は5%程度以内に留まる見通しです。また、期首想定通りに先行投資を実行してきた「積み上げ型収益」の順調な拡大により、連結売上収益の実績値は予想を上回る見通しです。

 

3.株主還元策への影響
当該年度の親会社の所有者に帰属する当期利益から戦略投資額と配当総額を除いた金額を翌年度の自己株式取得枠とする、当社の「新たな財務方針」に変更はございません。上述の通り、2020年3月期の親会社の所有者に帰属する当期利益の予想は2,650百万円であり、足元の外部環境の変化による影響を考慮しても、連結利益予想に対する実績値の下方乖離率は5%程度以内に留まる見通しです。一方で、2020年3月期の戦略投資額は3件のM&Aに要した約1,330百万円、配当総額は約330百万円(1株当たり配当予想3円)と、合計で約1,660百万円となる見込みです。

 

4.2021年3月期連結業績の見通し
2021年3月期連結業績予想の発表は2020年5月14日を予定しておりますが、不透明な外部環境に鑑み、数値目標に関しては上限と下限を表すレンジ形式での開示となる可能性がございます。新型コロナウイルスの感染状況やそれに伴う国内外の経済状況は日々変化しており、依然として予断を許さない状況ではございますが、主に中小規模の法人顧客の商流に組み込まれ、拡張性、制御性、持続性が高い「積み上げ型収益」を企業価値の源泉と捉え、重点的に伸長させるとの当社経営戦略に変更はございません。

 

上記は現時点で入手可能な情報及び仮定に基づき導出した見通しであり、リスクや不確実性を含んでおり、当社としてその実現を約束する趣旨のものではありません。今後公表すべき事項が生じた場合には、速やかにお知らせいたします。

 

株式会社じげん
取締役執行役員CFO
寺田修輔