2021年3月期決算、第2次中期経営計画  「Z CORE」を発表しました。

じげんコーポレートブログ担当です。

5月14日、2021年3月期決算を発表しました。
また、それと同時に2022 年3月期から 2026 年3月期を対象期間とする第2次中期経営計画「Z CORE」を策定いたしました。

決算短信、決算説明会資料、中期経営計画資料は、それぞれIRサイトよりダウンロードできます。

 

■通期決算概要
厳しい外部環境が続く中、積み上げ型収益の拡大やミラクスの株式取得(人材領域)、比較メディア事業の譲受(人材・生活領域)により通期業績予想レンジ中央値に対して売上収益は101%、EBITDAは98%を達成しました。第2四半期に計上した負ののれん及び減損損失等は非資金性のため、EBITDAへの影響は軽微です。

四半期業績において、第4四半期の売上収益及びEBITDAは共にYoY増収増益を達成しました。
売上収益はYoY+6.7%と四半期過去最高を更新し、積み上げ型収益への構造転換とコロナ禍からの底打ちを実現し、EBITDAも前年比+2.0%、1Qを底に2Q、3Q、4QとQoQでも増益し改善傾向が持続しております。

当社が最重要視する積み上げ型収益においても、新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けるも1Q、2Q、3Q、4Qと順調に回復しております。
事業環境が変化した2021年3月期においては、営業リソースの量的投入よりも顧客への提供価値の質的向上によるLTV改善に注力してまいりました。リジョブ、スモッカ、ミラクス等を中心とした積み上げ型収益のさらなる拡大を引き続き優先していきます。

 

■財務戦略とM&Aの状況
当該年度の当期利益から戦略投資額と配当総額を除いた金額を翌年度の自己株式取得枠とする財務方針は継続します。
2020年5月には10億円取得枠を設け、全額を実施済みです。2022年3月期の自己株式取得につきましては、のれん減損損失等により2021年3月期親会社所有者帰属当期利益がマイナスであり、財務状態を総合的に判断し、2022年3月期の自己株式取得は行わない方針です。
2021年3月期配当は1株当たり3円に設定していますが、2022年3月期配当は、増収増益を見込み3.5円を計画しています。

 

■今後の戦略
当社は、2021 年に創立 15 周年を迎え、当年を一つの転換点と位置づけ、コーポレート ロゴ及び経営戦略をアップデートいたしました。
第2次中期経営計画「Z CORE」の骨子をご説明します。

経営計画として、FY2026/3において売上収益350億円超・EBITDA100億円超、
Z COREの創出を策定いたしました。Z COREとは、市場堅調性・成長性のある領域における売上収益100億円超の事業を指します。
Z CORE創出のための経営戦略は、⓵選択と集中(マーケット選定と経営資源配分)を図り、⓶強み(マッチングテクノロジー)の拡張と、③顧客基盤拡大を加速させる先行投資の実行です。
最重要指標とする指標は、主力事業全体における5年間(FY2022/3~FY2026/3)の売上収益の年平均成長率30%としております。


■事業セグメントの変更
経営戦略の転換に伴い、事業セグメントの変更を実施しました。主力として認識する事業を「Vertical HR」、「Living Tech」としてそれぞれ区分し、その他の事業は「Life Service」として区分します。
Life Serviceは主力事業と同じく多くのDBを保有し当社のマッチングテクノロジーの源泉となっていることや業績状態を踏まえて、経営資源の土台として認識しております。

■2022年3月期業績予想
引き続き不透明な外部環境に鑑み、2022年3月期の業績予想はレンジ形式で開示しました。第2次中期経営計画の初年度は先行投資期間と位置づけ、Z CORE創出のための広告宣伝費等投資を行い、更なる収益拡大を目指します。EBITDAは、44~51億円の過去最高益水準を目指す方針です。

■第2次中期経営計画「Z CORE」の要点
戦略のUpdateに至った背景は新型コロナウイルス感染症拡大による外部/内部環境の変化にあります。当社事業の一部も需要の大幅な減少により影響を受けた一方で、コロナ禍においてもマーケット堅調性があり、PMFを達成する事業においては、DX需要の拡大を追い風として顧客基盤の拡張と業績の拡大を実現しました。このような背景から、テールリスクを踏まえたマーケットにおける事業への選択と集中を行い、強みのさらなる拡張と顧客基盤拡大を加速させる先行投資を実施することによる、成長余地の高い事業の伸長が当社業績拡大に向けた最適な経営戦略と判断しました。

特に選択と集中においては、各事業フェーズに応じた経営資源配分を実行すべく、じげん独自の視点も入れたポートフォリオを策定し、「ZPM」として命名の上でマネジメントしていきます。「不動産・リフォーム事業」、並びに「理美容・介護保育 求人事業」はそれぞれ主力事業として集中投資し、Z COREへの昇華を目指していきます。

■Z COREにおける財務戦略・組織戦略
迅速な業績改善を実現(リジョブ・IACC等)してきたように、当社ノウハウを凝縮した確度の高いPMI手法であるZIGExN Value Integration(ZVI)を用い、戦略投資を継続していきます。ZVIを用いた情報の非対称性改善が求められる領域は十分にあると認識しておりますが、その中でも顧客基盤を中心とした資産性の高いアセットの有無を最重要指標に、将来の主力事業になり得る成長可能性の高い事業や高収益事業に重点を置き、戦略投資を実行していく予定です。

継続して積みあがる予定の既存事業の営業キャッシュフローは、親会社所有者帰属持分比率の適正水準、戦略投資の規律性を維持しながら、成長投資、戦略投資の原資として積極活用してまいります。

経営戦略のUpdate も踏まえ、社外取締役候補者2名を選定しております。主力事業の成長と拡張される事業のマネジメントを目指してまいります。

 

外部環境及び蓄積した当社の強みを踏まえ、今後は事業ポートフォ リオの見直し及び経営資源の最適なアロケーション、そして潜在的な成長余地の大きい主力事業への積極投資及び顧客基盤の拡大を推進し、当社の成長を支える「Z Core」の創出 を図って参ります。